若年性更年期障害という言葉を近頃よく耳にするようになりました。テレビなどでも若年性更年期障害という言葉で取り上げられているようですが、正式な医学用語ではないのです。若年性更年期障害は更年期に発症することがある更年期障害が、年の若いうちに現れてしまうことなのです。更年期障害は、年齢を重ねるにつれ、卵巣も老化し、卵巣機能の低下が主な原因で、ホルモンの低下によって起こる症状です。
若年性更年期障害は、顔がほてったり、汗をよくかいたり、疲れやすくなったり、気分も憂鬱になったりと更年期障害と症状もよく似ています。しかし、若年性の更年期障害は、卵巣が衰えていなければ、更年期障害とはならないのです。卵巣の具合は血液検査などですぐにわかります。しかし、若いからといって絶対に卵巣が元気だとも言い切れません。
珍しいケースですが、若いうちに卵巣機能が低下してしまうこともあるのです。
こういったことを、早発性卵巣機能不全といいます。これは、簡単に言うと、50歳前後の閉経を普通よりも早く迎えてしまうという事なのです。これは自然に排卵する事ができないという事態を招き、薬を使っても卵巣は反応しなくなります。ということは、子供を授かりたいと考えている方には深刻な不妊症という事態にもなりかねないわけです。しかし、この早発性卵巣機能不全は本当に稀な病気です。
では、若い人に、増えてきている若年性更年期障害はいったいなんなのでしょうか。医学的には、まだわかりません。しかし、そういった症状に本当にお困りの方は現実にいるわけなのです。
治療法もありますので、一度病院で診察してもらいましょう。